ご挨拶 ~ FIRST ARROW'S 永久保存版カタログの発刊にあたり
日頃、FIRST ARROW'Sをご愛顧いただき、心より厚く御礼申し上げます。
この度、私どもFIRST ARROW'Sは1つの節目というべき、来たる10周年に向け<FIRST ARROWS永久完全保存版カタログ>を発刊する運びとなりました。
今回のカタログ制作に至った理由をまず最初に述べさせて頂きますと、単に私どもFIRST ARROWSの創業10周年へ向けた意味だけではなく、これまでの活動を振り返り、次のステップへ繋がる『指針』というべきものを、私自身が再確認したいと考えたことが発端となっております。
通常、<カタログ>と言うと、単純に商品を閲覧するファイルである……と多くの方が考えていると思います。『カタログ』とは、より分かりやすく、それぞれの商品の特徴や価格、サイズなどを明確に伝える役割のもの……その事実に間違いはありません。
しかし今回、私どもが制作した<カタログ>はただ単に、商品を羅列する『ファイル』、と言う役割だけでは無く、『カタログと言う名のアルバム』という意味が含まれています。
アルバムとは様々な出来事や思い出、そして刻んだ歴史を記録・ファイルし、また新しい歴史を継ぎ足していけるものです。私自身、これまでシルバージュエリーの創作活動を通し、様々なことを経験しているものの、あくまでもそれはまだ『発展途上』のものであることを実感しております。
銀という素材に対峙し、ジュエリーを創り上げるという行為は、今もなお多くの発見を私自身にもたらしてくれます。その日々の活動の中での新鮮な驚きや感動が、私自身の創作活動の源となり、情熱に繋がっていることを確信している次第です。
そんな絶えることがないSILVERへの情熱、決して留まることない創作意欲を『歴史を紡いでいくアルバム』のように封じ込める……今回のカタログ制作には私のそんな思いが込められています。つまりは日々の暮らしの中での成長や思い出を残す『個人のアルバム』同様に、温かみや人間味のある『カタログ』を制作したいと私自身は考えたのです。
それゆえにこの一冊は通常の製本式でなく、バインダー式を採用するに至っています。FIRST ARROWSで製作した新作はもちろん、その歴史を継ぎ足しできる方法を選ぶことによって、カタログを「たくさんの思いのこもったアルバムのように出来る……」という考えに至り、製作に踏み切ったのがこの一冊なのです。
このカタログの制作にあたり、沢山の専門スタッフや沢山の方々に支えられ、こうして完成を向かえる事ができたのですが、しかし、この一冊は単なるカタログではなく、先にお伝えしたとおり、あくまでもFIRST ARROWSの成長や思い出を刻み込む『アルバム』的要素を多く含んでおります。まだ製本としてのひと区切りが出来ただけで、決して『完成』したわけではありません。これからのFIRST ARROWSの未来へ向けた歩みが、1ページ、また更に1ページと刻まれていくものなのです。
また単なる商品を羅列したカタログではなく『アルバム』は、決して捨てられるものではありません。それゆえにこの一冊には完全永久保存版、という位置づけをあえて採らさせて頂きました。
皆様とFIRST ARROW'Sのこれまでの歴史、そしてこれからの歴史……それが思い出を残すアルバム同様に分厚く、パンパンになった時に、再びまた新しい一冊を作りたいと私自身は考えています。
通常のカタログ形式のように、年度ごとに捨てるものではなく、皆様との思い出を『積み重ねる』ものを創りたい……この<FIRST ARROWS永久完全保存版カタログ>にはそんな私の想いが込められています。
今後ともFIRST ARROW'Sを末永くご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成17年9月吉日
有限会社エフエーワークショップ
代表取締役 伊藤一也

